ブリージング
マスターすべきは、吸う息で肋骨の横や後ろを膨らませる「立体的な呼吸」
ピラティスは呼吸を大切にするエクササイズです。深い呼吸はエクササイズ中の体の緊張を解き放ちより深い所にある腹筋を働かせる事ができるからです。
骨盤底筋群(トイレを我慢する時に働く筋肉)を使って、下腹部を薄くしたまま背中やわき腹へ呼吸が入る
感覚を練習しましょう。
<膝をかかえたポジションで>
両足を三角に曲げて、坐骨の上に座ります。上半身を丸くして、両肩はリラックスをして膝を抱えます。
起き上がる動作は 背骨の下から順番に!
- 鼻から息を吸って、口から吐き出します。
- 何度か呼吸を繰り返し、吐き出す息と共に、骨盤をお腹の筋肉で吸い上げるようなイメージでおへそを背骨に近づけ、お腹を薄くします。
- おへその内側から少しお腹がしまった感じを見つけたままで、呼吸を続けてみましょう。
- 下腹部を薄くしたまま、数回呼吸を繰り返し最後の吐き出す息で背骨をしたから順にまっすぐたてていきます。
<座って、肋骨の横に手をあてて>
坐骨の上に座って(マットにあぐらで座っても 椅子に座ってもどちらでもよい)肋骨の下の方に手をおきます。
*息を吸う時*
体の内側から手が押されてゆくような意識をしながらわき腹と背中を広げて息を吸ってみましょう。
*息を吐く時*
体の内側から胴体全体がしまっていき肋骨の下に添えた手が自然と狭まってくるように吐き出してみましょう
- 鼻から息を吸って、口から吐き出します。
- 3回目の吐き出す息と共に、おへそを背骨に近づけてお腹を薄くします。骨盤をお腹の筋肉で吸い上げるようなイメージで行ってみましょう。
- おへその内側から少しお腹がしまった感じを見つけたままで、呼吸を続けてみましょう。